子供の頃好きだった映画を最近見返して感動

最近、あるサイトで、ビデオ視聴に使えるポイントが手に入ったので、観た映画。”オズの魔法使い”。

わたしが、幼い頃繰り返し観ていた、それは1954年に公開された、モノクロ映画だった。だけれど、ドロシーがオズの国へ、家ごと迷い込んでしまった場面で、カラーに切り替わる。それが、あまりにも美しく、新鮮な驚きに満ちている。

夢のようにまばゆい風景と、ユニークな住人が登場する、オズの国では、悪い魔女を退治するため、素敵な仲間たちに出会っていく。それが、脳みそのないカカシ。ハートを入れ忘れられたブリキの木こり。勇気のない、ライオン。しかし、登場人(?)物の中で、もっとも果敢に、自分よりも大きな敵へ立ち向かい、ドロシーを守り抜いた、愛犬トトの、名演技たるや、表彰物である。(どれもが、すばらしい、ということ)

家出をしようと、決意し念願かなって、家ごと、遠くまで運ばれてしまったドロシーも、最後は『お家以外に、すばらしいところは無いわ』と、気付いてしまう。しかも、彼女をお家に連れ戻してくれたものそれは、自分が履き続けていた、ルビーの靴。それと呪文。
いかに、自分が恵まれた存在だったか、って思えた時に、帰れる力も備わっていた、という結末がなんとも、…深い。

時代や国は違えど、多感な少女が抱える悩み、願い、夢は変わりが無いのかも。
でも、『お家の人は、分かってくれない』という悩みで、若い心は傷み続け、逃げたい、と何度も思う。

童心を忘れずにいる、みなさんへ。などという、冒頭のメッセージからして、観る者の気持ちは高まる。ほんとうのエンターテイメントとはこういう事なのかな。
ただ楽しかった、ばかみたいで、とか。単純に楽しめる映画も悪くは無いけど。…いえ、作品どうこうではなく、観てる方がどれだけ、その作品に入り込んだか。観る者次第で、作品は、幾通りにも楽しめるものなのかもしれません。

子供の頃から、変わらず、好きでいられるものって、宝物ですよね。これは、絶対。ヒゲ脱毛女